夢助 / 忌野清志郎
早いもんだぜ…気がつけばもう11月っ!ってなわけで、今年も残すところ、わずか2ヶ月ですねえ~。あ~寒い季節に突入だなあ~…と、行く秋を惜しむ今日この頃です。
今日は、なかなか書けなくていた「夢助」のことを。
なにせ「夢助」のことを書こうとして、延々と俺のRCのへ思い、俺の清志郎への思いを書き殴ってしまって…
肝心の「夢助」にたどり着けませんでしたからね…(苦笑)
やっと書く気になったのは、HAGAさんとこでこの思いを見てです。
いやあ~伸ちゃん…最も清志郎に近いとこにいる伸ちゃんの言葉…
なんかね…この「夢助」をつくりあげる道すじがね…
うれしい気持ちっていうか…そう“魔法”だよねえ~。
CHABOが清志郎と歌った「魔法を信じるかい」…
この歌の通りじゃんっ!そんな風に感じましたよ。
清志郎×CHABO×伸ちゃん×こーちゃんの「激しい雨」。
この夏の「日焼けしたままの夢」がね…
俺のカラダん中で火照ってくるのを感じましたね。
そんな“魔法”が…それだけじゃないよね…
もちろんクロッパー達とのレコーディングも…
そんな“魔法”がつまったアルバムなんだよねえ~。
俺はこのアルバムを聴いて、改めて感じたことがあります。
俺“NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS”の音が
一番しっくり来るんだってことです。
「夢助」のことを、なかなか書けなかったのって、
そう感じたからだったりもするんですよねえ~。
クロッパー達とつくったこのアルバムは、
ほんと…すごくいい音がします。
「Memphis」も好きだったけど、それよりもはるかに
清志郎の曲達にしっくりくるサウンドだと思います。
サウンドだけじゃないな…たたずまいっつーか、
感じっていうか…言葉にできねえなあ~(苦笑)
楽曲もすごく素晴らしいんですよ。
アッパーな感じの曲は多くないけど、
漢方のようにじわじわ効いてくる曲達が多いです。
今の俺の抱えてる“思い”に、語りかけてくれたり、
俺の“思い”の中に入り込んでくれる曲達ばかりです。
今までの清志郎のアルバムの中ってで
染み込むような曲が多いのってないんじゃないかな。
書きながら、泣きそうになるくらいにね。
でもね…俺、「KING」がね…「GOD」が…っていうか、
「KING」や「GOD」の、彼等の音がねえ、
俺の中の清志郎の音なんだな…
そう感じちゃったんですよねえ~。
伸ちゃんの日記を読んで、改めて感じたんだけど、
“NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS”って、
RCなんだよね…っていうか、RCになってったような…
そんな気がしますよ…HAGAさんも言ってたよな…
「夢助」をはじめて聴いたとき、知らず知らずに、
“NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS”の音に、
RCの音に変換して聴いてたんですよ…無意識にね。
梅津さんや片山のサックスだったり、
CHABOや伸ちゃんのギターだったり…音だけじゃなく…
そう、この夏の野音が目の前にあるような…
そんなイメージが膨らむようなアルバムなんだよね…
その思いは1ヶ月経った今でも変わりません。
っていうか、ますます強くなっているような気がします。
そっか…「何度でも 夢を見せてやる」…
だから…「夢助」なのかもしれませんね…
なんか、全然、まとまらなくなったけど、
それが俺の「夢助」です。
個々の曲のこと…全然かけませんでしたあ~(苦笑)
忘れた頃に「夢助その2」でも…(笑)
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コメント
オレも、このアルバムには「魔法」をすごく感じます。っていうか、「夢助」を聴いて僕は音楽の素晴らしさ・魔法を改めて思い出したような気がしてるんですよ。ティーンの頃って、RCとか元春の曲とかを聴いてると、それだけで自分の世界が変わっちゃうくらいの感じがあったじゃないですか。それこそ、好きな女のコに対する振舞い方や、将来の進路を決める方向なんかも、聴いてた音楽の影響がものすごく大きい青春時代を僕は過ごして来ました。
でも歳を重ねるごとに、そういう聴き方ではなく、自分にとって気持ちのいい音楽のカタチを求めるような聴き方になっていったように思うんですよね。
だけど、「夢助」にはそういうカタチじゃない何かがあるんです。それはアッパーな曲が多いとか少ないとか、そういうカタチじゃなくて、聴いてると激しく激しく揺さぶられちゃうんです。もうねえ「魔法」としか言いようのない感覚なんだよね…。歌の世界と自分が現実に生きてる世界とに隙間がなくて、まるで生活のBGMみたいになってますよ、オレ。若かった頃にRCの「Oh! Baby」って曲が自分の現実と重なり、まるで熱病にかかったみたいに半年ぐらい毎日この曲ばっかり聴いてたことを思い出しました(苦笑)。
オレ、「夢助」、もう100回ぐらい聴いてると思います。でも、全然飽きない。電車の中とかで聴いてても、気持ちを揺さぶられて今だに涙ぐんじゃう時があるんだよね(苦笑)。ヘッドフォンで「夢助」を聴きながら町を歩いてると、見慣れた世界が変わってきちゃうもん。ほんと、音楽の「魔法」がいっぱい詰まってるよ、このアルバムには。
それと、今更ながらに「夢」って素晴らしい言葉だなあって思ってます。これって、オレにとってもこれからのキーワードだなあ…。
投稿: Y.HAGA | 2006年11月 1日 (水) 10時34分
★HAGAさん
そう…「夢」なんですよ。
でもね…今まで清志郎が言ってた「夢」より、
さらに力強い「夢」…っていうか…
それは…「現実」とつながっている「夢」っていうのかな…
そんな感じがするんですよね。
なんていうかな…この心地よさ…
ほんと…「魔法」だと思いますよ~。
投稿: RE2O | 2006年11月 2日 (木) 22時50分
時々、RE2Oさんのブログは、がっぷり四つに組んで、しかとかからねば、と思う時があります。
文章から溢れ出てくる想い、同じように自分も思うところがあると、頭の中が“想い”だらけになってそれを静めてまとめるということが…けっこう燃えたりします(笑)
清志郎氏に対しては、自分の思いは比べようもないくらい、へなちょこです。
皆さんの想いを読んで、感心しきり。
「夢助」シリーズ、楽しみにしてますよ~!
投稿: 弘進 | 2006年11月 3日 (金) 00時17分
★弘進さん
そんな、がっぷり四つに組まなくてもいいですよお~(笑)
でも、音楽のことを書くときって、
きっと想いが溢れてる時だと思うんですよね…
その想いをうまくまとめられるんだったら、
ライターでも目指したんでしょうけど…(苦笑)
へなちょこだなんて言わないで、弘進さんの“想い”も
いつか聞かせて下さいねえ~。
投稿: RE2O | 2006年11月 3日 (金) 07時07分
TBありがとう。
これがRE20さんの夢助への思いですね。
じわじわ効いてくる感じわかります。
夢の世界と現実の世界。
本当は遠くないのに人間の心が今まで遠ざけてきたのかもしれませんね。
コメント読んでいてイマジンを思いました。
隔てのない世界。
清志郎はそんな世界を夢見ているのかなぁ。
投稿: Rainbow | 2006年11月 3日 (金) 15時58分
★Rainbowさん
忘れた頃のTBですんません~(苦笑)
隔てのない世界…それって遠い夢じゃないんだよね。
身近なとこから始めなくちゃ…肩ひじ張らないで…
そんなことを教えてくれるアルバムですよねえ~。
投稿: RE2O | 2006年11月 4日 (土) 19時11分