Denim / 竹内まりや (A面)
竹内まりや、6年ぶりのニューアルバム『Denim』を聴いています。
いやあ~これだけ発売日を首を長くして待ったのは久しぶりですね。
6年前の『BON APPETIT!』も、久々のオリジナルアルバムでした。
その頃、浜省も久々の『SAVE OUR SHIP』をリリースしてですね、
ツアーで「チャートで専業主婦に負けた」って苦笑してました…(笑)
お互い、メールでエールを交換してたらしいんですけどね。
早いなあ~…あれから、もう6年かあ…
『Denim』は、NHKの『SONGS』もあったから、期待大でしたね。
オープニングは、『マイフェアレディ』のカバー「君住む街角」。
これは「ブロードキャスター」のテーマらしいんですが、
俺、観てなくて、実は今日はじめて聴いたんですよお~。
オリジナルアルバムのオープニングがカバーで驚いたんですが、
3年前のカバーアルバム『LONGTIME FAVORITES』の流れのようで
すごく心地よくアルバムに入り込むことができましたね。
2曲目はシングルカットされたナンバー「スロー・ラヴ」。
俺、めったにプロモって観ないんですが、なぜかこの曲のプロモは
よく観る機会があってですね…とにかくお気に入りの一曲なんです。
歌詞、曲調、アレンジ…すべてが、ドツボ中のドツボなんですよ。
達郎のコーラスワークも初っ端から全開なんですよねえ~。
この「君住む街角」から「スロー・ラヴ」の流れって、
浜省の96年のアルバム『青空の扉』を思い出させるんですよね。
この1曲目はロネッツの「BE MY BABY」のカバーで、
2曲目が浜省の詞曲のアッパーなR&B「さよならゲーム」なんです。
アルバム全体の雰囲気もね…そんな偶然を感じましたね。
3曲目の「返信」は、映画『出口のない海』の主題歌です。
まりやさんって、テレビの主題歌って多いけど、
脚本からインスパイアされたテーマの盛り込み方って巧いよね。
その作品を観てても、観てなくても、入り込んじゃうよね。
この映画は、まだ観てないんですが、いつか観たいと思いましたね。
すごく重いテーマなんだけど、達郎のサウンドのおかげで、
湿っぽ過ぎずに聴くことのできる作品に仕上げてますね。
4曲目の「みんなひとり」は、松たか子に書いた曲のセルフカバー。
今までもサンソンとかで聴いてたんだけど、今までは、
なぜかサビの歌詞だけ耳に残ってたんですよね。
でもね、今日聴いたら、Aメロの歌詞がね…ほんと、いいんですよ。
「スロー・ラヴ」が、ドツボ中のドツボって書いたんですが、
ちょっとやばいくらいステキなナンバーですねえ~。
5曲目は達郎もプロモに出演した「シンクロニシティ」。
この曲もかなりのお気に入りなんですが、演奏がたまんないですね。
演奏はセンチメンタル・シティ・ロマンスなんですが、
こんなバンドサウンドを21世紀に聴ける幸せを感じますね。
花田じゃないけど、生まれた時代を間違えたって思う時も
たまにあるんだけど、いやあ~今でよかったっ!…って曲ですね。
6曲目は「哀しい恋人」。まりやさん得意の大人のラブソングです。
「返信」もそうなんだけど、達郎のサウンドを理解してるから、
まりやさん、こんな哀しい歌詞も書くんだろうねえ~。
どっぷりと重たい曲にしあがらないですもんねえ~。
女性のまりやさんファンには、たまらない曲の気がしますね。
全曲書くつもりはなかったんだけど、気がついたらこの通り…(苦笑)
いやあ~一曲一曲の完成度があまりに高くてねえ…
6年ぶりってこともあるのか、アルバム流して書くのは無理みたい。
今日はA面っていうことで…明日以降にB面を書きますねえ~(笑)
つづく。
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