ROCK'N'ROLL GYPSIES Ⅱ
待ちに待ってたアーティストのニューアルバムを聴いて感動したり、好きで好きでたまらないアーティストのアルバムにガツンときたり…そんなことは当然、今までも、今でもよくあるんですが、ふっと聴いたアルバムに思いっきりガツンってやられると、その衝撃ってやたら大きかったりしませんかあ~?今の俺は、まさにそんな状態であります…“ガツン”ですっ!
数ヶ月前に、友人のtakeさんから何枚かCDを借りたんですよ。
忙しいふりしてず~っと聴いてなかったんですが、
どんよりとした曇り空の朝、こんな天気にあうアルバムないかなって
探してたら、takeさんから借りたアルバムを見つけたんですよ。
あ~ずっと聴いたなかったなって思って、聴いたのがこのアルバム。
いやあ~…“ガツン”でしたねえ~っ!
ルースターズ・フリークではありませんが、当然、聴いてましたし、
ROCK'N'ROLL GYPSIES の『Ⅰ』は持ってますし、
昨年のARABAKIで彼等のライブも観たし、花田のライブも観ました。
ただ、アルバム出る度にマメにチェックするほどではないんですよ。
まあ、普通に好きって感じかな…俺ん中では、そんな感じでした。
それがですねえ…いやあ~“ガツン”だったんですよお~。
オープニングの「Muddy Man」が、思いっきりいかしてます。
ギターのカッティングのカウントから始まるんですが、
めちゃめちゃかっこいいリフに、もう一本のギターがからむ
ミディアムなR&Rナンバーでして、それだけでKOなんですが、
花田の歌詞とボーカルがいかしてるんですよっ!
“オンボロ車に”って歌い出しで、すんごく曲にあってるんですが、
そんな車に何を積んでるのかと思ったら…“釣竿とギター”ですっ!
ギターはわかりますよ…でも、花田が“釣竿”積むんですよっ!
いやあ~奥田民生かと思いましたよお~っ!(笑)
“流れる景色と田舎のにおい”“ヒバリが鳴いてる”なんて
レイドバックっつーか、世捨て人にも感じるようなフレーズも
散りばめられてるんですが、演奏が、そう感じさせないんだよね。
“気ままに流れているんだ 沼のほとりを
ぬかるみの泥の中で ハジキ出された オレだから”って…
ねえ…すごいよねえ~…今のジプシーズとか、今の花田を、
見事に表現してると思いましたねえ~。
このアルバムは花田の詞も素晴らしいんだけど、
大江慎也、柴山俊之、山部善次郎の詞もキテますねえ~。
大江の詞のヤバさを改めて感じましたし、
柴山の「只の夢」って歌の歌詞もすさまじいですよっ!
いきなり“完全無欠のRock'n'Roll Rider”って出だしですから…
アラジンじゃないんですってば…(笑)
他にもジプシーズのテーマのような「風の跡」や、
最っ高のブギ「LUCKY LOVE」とか、俺の中のシングルカット続出!
このアルバムが1年半も前のアルバムだったなんて…
いやあ~takeさんの返したら、ちゃんと買わなくちゃ…(笑)
俺が一番“ガツン”とキタのは、実はもう一曲あるんですが…
長くなりそうなんで…つづく…(笑)
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コメント
お久しぶりです。
R.R.Gのレポ、ありがとうごさいます。
確かに「Hey DJ」は「花田さん、何か機嫌悪いことでもあったの?」みたいなズシッとくる歌詞と曲でしたね。ちなみにぉぃらも山善さんのブギーナンバーがゴキゲンでいいですねぇ♪「ゴールは目の前、俺たちは走り続けた♪」って部分。下山さんは今回はちとvo.が下手だったかな(笑)。残念なのは井上さんのvo.が今回はなかったことかなぁ?
またお気に入りの音楽、レポよろしくです。
p.s こないだの演奏会にて。ぉぃらのGtが某掲示板で酷評されてましたので、しばらくGtは封印します(苦笑)。では。股。
投稿: take。 | 2007年5月20日 (日) 04時52分
★takeさん
いやあ~予想をはるかに越えるいいアルバムでした。
あらためてサンキューですっ!
山善は85年かな…菅生のR&Rオリンピックで観たんですよ。
えらくインパクトのあるバンドでしたねえ~。
それから、takeさん、ギター封印することないって。
酷評の中味はわかりませんが、酷評も人気商売の宿命。
それで封印したら、この世の中、誰もギター弾けませんよ。
まあ、言われた時はへこんじゃうんですけどね…(苦笑)
弾きたくなったら、惹いてくださいお~♪
投稿: RE2O | 2007年5月20日 (日) 05時57分