62年目の8月15日
昨日から盆休み返上で仕事をしておりました。
でも昨日も今日も盛岡は酷暑っ!36度超えですからね。
エアコンない我が家にいるより、正解だったみたいです。
今日は甲子園で専大育英が出るんで、
ボリュームしぼってテレビをつけて仕事してました。
150km超えの豪腕・佐藤が信じられない連打をあび、
呆然となっていたら、時計の針は12時…黙祷です。
毎夏、高校野球を見てたガキの頃、
8月15日の正午の黙祷の意味がわからなかったなあ…
いつ以来だろ…テレビで一緒に黙祷を捧げました。
この前『出口のない海』のDVDを借りてきました。
まだ観てないんですけど、市川海老蔵演ずる明大生は、
甲子園の優勝投手なんだよね。
あの頃は、野球選手だろうが戦地に行ったんだもんなあ…
あの大投手、沢村栄治も戦死したんだもんねえ~。
無念だったろうなあ…
今年の8月は、いつもの年より、62年前に終わった
太平洋戦争のことを考えてる気がします。
あの頃、俺が生きてたら…
10歳だったら…20歳だったら…40歳だったら…
広島にいたら…満州にいたら…戦地にいたら…
想像しただけで、怖くて怖くて仕方ありません。
今も太平洋戦争の“傷”を負ってる人が、たくさんいます。
物理的な、精神的な、経済的な、さまざまな“傷”…
それは遠くじゃなく、極々身近にいるんですよね。
そして、今こうしている瞬間にも、
世界中でたくさんの人達が、戦争で命を失ってるんですよね。
ティーンエイジャーだったら、今、世界中で起こってることは
大人のせいだって、ガンガン怒れると思うんだよね。
でも、俺はまぎれもなく大人なんですよね。
あの頃と、肉体以外は変わってない気がしてるけど…(笑)
だから、今の世の中を人のせいにばかりはしてられんよね。
いろんな場面で世界を変えるチャンスと関わってるんだよね。
忙しいふりしたり、見ないふりしてるだけなんだよね…
この8月、まだやり残した宿題があります。
別に夏休み明けに提出しなくちゃならないわけじゃないし、
そもそも俺の夏休みはとっくに終わってますけどねえ~(笑)
もう少し、太平洋戦争のことを掘り下げてみたいと思ってます。
いくつかはここにも書きたいと思うので、
少しでも興味がある方は、お付き合いください。
8月15日…太平洋戦争で亡くなられた方に…心から…合掌。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
今年の8月9日…被爆者代表の方が、原爆が投下された時の状況やその直後からの気持ちをとても詳細に語っていました。その生々しい言葉を聴きながら…「あと何十年か後には、被爆者代表の方の話は聴けなくなってしまうんだなぁ」と思いました。戦争を体験した方の思いを聴くことは、今しかできないのですよね。そのことに気がついたことは、私にとってとても大きなことでした。
投稿: Silver girl | 2007年8月16日 (木) 15時29分
★Siver Girlさん
今年の武道館での全国戦没者追悼式では、参列した戦没者の親は
1人だけだったそうです。
戦争の犠牲にあわれた方だって、かなりのお歳なんですからね。
まして、その親御さんとなると…
今しかできないこと…今やらなければならないこと…
後回しにできないこと…たくさんありますよね。
投稿: RE2O | 2007年8月17日 (金) 04時26分