キヨシ小林 in 仙台ウクレレフェス'07
仙台ウクレレフェスティバルのことは書きましたが、
今日はスペシャルゲストのキヨシ小林さんのことを。
キヨシさんの名前をはじめて意識したのって今年の6月、
紅茶の店しゅんでのバンバンバザールのライブでです。
バンバンは昨年、毎月1組のアーティストとコラボして、
12ヶ月分、12曲をレコーディングして、その名もズバリ
『One Day, One Month, One Year !』っ!
この日のライブでは、このアルバムからも演ったんですが、
ウクレレをフューチャーして演ったのが、8月の曲、
キヨシ小林さんとのコラボ「Dry Fruits Of Summer」。
この日はバンバンだけでの演奏だったんですが、
「サザンの『真夏の果実』のような曲をつくりたくて。
キヨシさんのウクレレが実に枯れてていいんですよ。
同じ果実でも枯れたドライフルーツって感じでね」
な~んて言われてましたよ~(笑)
そんなバンバンがらみのことしか知らなかったんですが…
キヨシさんの出番はフェスのオーラスで15時過ぎでしたが、
割と早い時間に会場に到着されてました。
真っ赤なTシャツに、金髪の短髪だから一目でわかります。
気軽に話しもしてくれて、ちゃっかりメイと一緒に
記念写真におさまってくれたり…(笑)
キヨシさんの生の演奏は、もちろんはじめてですが、
いやあ~めっちゃめちゃよかったですねえ~。
クラシックからブラジル、イタリア、ラテンなど
世界各地の音楽から「見上げてごらん夜の星を」など
ポップスまで、10曲ぐらい演奏してくれました。
弾いてる楽器はウクレレなんだけど、
俺なんかウクレレだっていうのを忘れて聴いてましたね。
ロックのライブを観てるような瞬間もあったりね。
「きらきら星」の時かな、ショッピングモールなもんで
演奏中に迷子のお知らせのアナウンスがあったんだけど、
すかさず、ピンポンパンポーンって弾いたりね…(笑)
いいライブでしたが、俺にとって特別な曲があって…
それが2曲目に演った「デイ・ドリーム・ビリーバー」。
もちろんモンキーズのナンバーなんだけど、俺には
清志郎の「デイ・ドリーム・ビリーバー」でした。
前日、渋谷AXの三宅伸治20周年ライブに
清志郎がスペシャルゲストで登場したってこと、
たっくさんの方からメールもらったり、ブログで読んで、
めっちゃめちゃうれしいのと、行けなかったくやしさが
織り交ざった気持ちでいたんですよね。
この日はCHABOも出るし、もしかしたら…いや…
絶対にすごいことになるって感じをしてたんだけど、
8月半ばからこの1ヶ月、思いっきり重たいことを抱えて、
明日の予定もたたず、チケットも取ってなかったんです。
まあ、自分では割り切ってたんだけど、でもねえ~…
やっぱりミラクルは純粋に観たかったって感じでして…
そんな俺にプレゼントしてくれたのが、この曲でした。
アレンジも清志郎のまんまって感じでした…
もうねえ…そこに清志郎が観えるんですよね…
何年前だろ…NICE MIDDLEの清志郎を仙台で観た時、
やっぱりウクレレで「デイ・ドリーム…」演ったんです。
このフェスも仙台ですしね。なんか、うれしかったです。
名前もキヨシつながりですしねえ~(笑)
キヨシ小林さんのステージなんだけど、
俺にとっては、この瞬間、清志郎のライブだったんです。
なんかね…AXにいたみんなの思いと、俺の思いと、
キヨシさんの素晴らしい演奏と、そして清志郎の復活が
まじりあって降りてきたミラクルな時間でしたねえ~。
ライブのラストは、この日の出演者全員での合奏。
キヨシさんのライブの2時間ぐらい前に、
キヨシさんが書いた譜面が配られて、初心者、中級者、
上級者、それぞれのパートを初見で弾くんです。
これが、お世辞ぬきで素晴らしかったですねえ~。
その後、さらにその場で譜面が配られて、全員で
「りんごの木の下で」を演奏してライブは終了。
この曲は俺にとって、たまらなく好きな曲で、
最後の最後までミラクルな時間となりましたね。
今度はぜひソロのライブに行きたくなりましたよっ!
サンキューっ!キヨシさんっ!
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