2008年4月 2日 (水)

CHABOのギター

Chet_aここをお休みして1ヶ月半…復活の時に、書くことは決めてました。
それが…こんなカタチで、ここに戻ってこなきゃならないなんて…
ほんと…いい事ばかりはありゃしない…ですよねえ~。

先週末…音楽なかまのブログのタイトルが全部同じになってた…
こんなの、一昨年の清志郎の新しいブルース以来でした。
はじめはね、見た瞬間は、タチの悪いイタズラかと思いましたよ。
ガセネタのチェーンメールのタイトルだと思いました。
そしたら、オフィシャルでもSOSが鳴ってましたからね…

月曜の朝6時半、メイの散歩を終えて、出勤準備をしてたら、
「元RCサクセションのギタリスト仲井戸麗市…」って高島アナの声…
全国的にも…社会的にも、これは事件なんだ…
CHABOや、スタッフや、俺達ファンだけの事件じゃないんだ…
テレビ画面を直視しながら、そんなことを感じてました。

「ここで電話がつながってます」って高島アナが…
ま…まさか、CHABOさん本人が出てくるなんて思いませんでした。
CHABOさん…すごく気丈に…真摯に…感情を抑えて…
愛器が戻ってくることを訴えてました…俺、たまんなかったです。
時折、笑ってるようにも聴こえる喋り方…わかるよ…CHABOさん…

サムズアップのFCイベントのことは、Blueさんや、nobuさんの
プログで読みましたが…心中、察してあまりあり過ぎです。
フェンダーのテレキャスターカスタムは、完全復活祭の武道館、
「雨あがりの夜空に」でリフを刻んだんですよね。
あのダイヤモンドのような夜を過ごしたばかりなのに…

そして、ギブソンのチェットアトキンス…
俺がCHABOさんのライブをあちこちで観るようになってから、
CHABOさんと一緒にチェットアトキンスがありました。
CHABOさんと旅しただけじゃなく、俺や、CHABOファンのなかまと、
一緒に旅をしたギターなんですよね…

犯人への怒りは…とりあえず、横に置きます。
ほんとに…一刻も早く、CHABOの元にギターが戻ってくるように…
それだけ…それだけを祈ります。
清志郎が完全復活したように…みんなの祈りが届きますように…

詳しい情報、連絡先は↓
http://www.up-down.com/info/index.html

被害にあった機材車の詳細です。盟友HAGAさんのブログ↓
http://blog.livedoor.jp/hendrix69/archives/51508586.html

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2008年2月12日 (火)

快気祝いベイビーっ!

Dsc03578完全復活祭から、もう二日経ったんですねえ~。
誰かも書いてましたが、友人のブログはみんな同じタイトルっ!
いやあ~みなさんのを読むたびに、復活祭の感動が蘇りますっ!
盟友HAGAさんの渾身のレポをはじめ、歴史的レポがすでに
何篇もアップされてますんで、俺は復活祭のスケッチをいくつか。

Dsc03561今回は盛岡組4人そろって武道館ライブ観戦でありますっ!
13時過ぎには東京について、飯田橋から武道館へ歩いて参戦。
喫煙OKのラーメン屋さんを見つけて復活祭の前祝いです。
いやあ~乾杯のビールのうまいことっ!飲みすぎるとこでしたっ!

Dsc03564九段下に到着。大きなたまねぎが見えてきましたっ!
思えば日本武道館でのライブは生まれて2回目。
前回は、Booker.T & THE MG'sを率いての清志郎ライブでした。
16年ぶりなのかあ…また、武道館で清志郎に逢えるなんて…
しかも、こんなうれしい日に…ここにいるだけでうれしいですよ。

Dsc03577武道館に着いたのは15時近くだったと思うけど…いるいるっ!
久しぶりに再会する友達が…おいおい、開演まで3時間もあるよ。
みんな、うれしそうな…いい顔してんだよねえ~。
なんか、そんな顔見てるだけで、うれしさが倍増ですよ。

入り口に所狭しと飾られた花の数々…
お見舞いも送ってないのにいただいた快気祝いの手ぬぐい…
360度、武道館を埋め尽くすお客さん…
まだ客電が落ちてないのになり続ける拍手と歓声…
おいおい、今からこんなに興奮してていいのか…俺!みんなもっ!

「JUMP!」が、はじまってからは…もう…ダメだっ!
今日はきりがなくなっちゃいそうですっ!
みなさんが書いてるからいいかな…って思ったけど、明日にでも。
って、結局、書かなきゃ気がすまないんかあ~っ!俺っ!(笑)

終演後の余韻もたまんなかったな…飯田橋で打ち上げ。
清志郎の復活…完璧なまでの完全復活を祝しての乾杯っ!
いやあ~あんなにおいしいビール…ないよねえ~っ!
そして、24時から上野で二次会っ!話しはつきない…つきない…
言いだしっぺの俺は、バッテリー切れでしたが…(笑)

あのねえ~今回は本当に行けるかどうかわかんなくて、
あの場所にいられただけで“夢”が叶ったんだと思います。
他に何か望んだら、贅沢だってぐらいの時間だったんです。
それなのに、清志郎は完璧なまでの完全復活だし、
CHABO、こーちゃん…NICE MIDDLEのパフォーマンスは凄いし、
みんなの笑顔は最高だし、最高の友達の話しはつきないし…
もうねえ、最っ高だぜっ!武道館ベイビーーーっ!

Dsc03616本編のことは、いつ書くんだろう…な、メイ…(笑)

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2008年2月11日 (月)

忌野清志郎 完全復活祭 / 2008.2.10(日) 日本武道館

Dsc03571見届けてきたぜっ!Babyっ!
行けるかギリギリまでわかんない状態でしたが…行けました。
完璧なまでの完全復活を体中に浴びてきましたっ!
深夜3時まで、飯田橋、上野とハシゴして、始発のはやてで帰盛。
昨日の心地よい疲れがドッと出たんで、今夜はこれだけ…

一昨年の夏、日比谷野音の約束を、俺達は取り返したんだ…
清志郎…チャボ…そして、みんな…感謝しますっ!

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2007年12月30日 (日)

俺の麗と蘭

P1100073今頃、聖地・磔磔では、麗と蘭が、今年最後…最高の“MUSIC”を
奏でてるんだろうなあ…俺の友達もたくさんいるんだよね。
思えば今年の元旦、初日の出に「今年こそ、年末は磔磔に…」って
願掛けをした俺ですが、いつも通り、盛岡で年の瀬を迎えてます。
昨年までと違うのは、膝の上に、愛犬メイがいること…

さて、12月9日の仙台での麗と蘭のライブを「CHABOさんへ」の
投稿の文章だけにしといて、20日以上もほっぽいときました。
俺の文章って、勢い一発が基本でして、熟成してもいいことって
全然ないんですよねえ~。そんな俺なんですが、体はひとつ…
こんな最っ高の一夜のことを、書かないでしまってました。

この間、サムズがあったり、ついには磔磔の千秋楽…
旬をとっくに過ぎちゃってますし、書かないままにしようかな…
そうも思ったんですが、書かないで年越せないな…
そう思い、この年の瀬…大掃除をさておいてキーを叩いてます。
さて…何から書こう…

俺、麗と蘭がCDを出して、ライブをするって知った時、
仙台にも2年ぶりに来てくれるし、うれしかった反面、
やっぱ…バンドの麗蘭も観たかったんで、ちょっと複雑でした。
こんなこと書くと、事務所にも失礼なんだけど、
バンドでツアーやるのって、経済的にもしんどいのかな…とかね。
そこは柔軟性な俺なんで、二人なりに楽しめるかな…
みたいに気持ちを切り替えて、臨んだ今年の麗と蘭でした。

仙台は、これまでいろんなハコで、CHABOや麗蘭を観たけど、
一度として、ハコも、ライブも、はずしたことってないんですよ。
HEAVENは俺にとってはじめてのハコでしたが、雰囲気よくて…
CHABOと蘭丸が客席の後ろから入ってきただけで、
もうね…スイッチ入っちゃっいましたねえ~。
あ~通路側に入ればよかったあ~って、ちょっと悔やんだり…(笑)

この日の俺は、2列目の上手端近く、蘭丸側の席でした。
遮るものはないんだけど、蘭丸のギターアンプが真正面で、
CHABOのギターがあんまりよく聴こえなかったんですよお~。
もちろん、蘭丸のギターは最高でしたよ。でもね…
麗と蘭のギターのからみって、今回のライブの肝のひとつだと
思うんですけど、そういう意味では、ちょっと残念でした。

でも、この席だったからかな…スピーカーからこぼれる…そう、
こぼれるぐらいのCHABOのギターの音に聞き耳をたてたんですよ。
だからかな…いつも以上に、CHABOのギターを耳じゃなくて、
五感を駆使して訊いてたな気がします。それも手伝ったのかな…
前も書いたけど、CHABOと1対1で向き合ってた気がしたんです。

仙台って本当は12月7~9日の3DAYSの予定だったんですよね。
俺は8、9日の土日に行こうと思ってたんですが、
8日は清志郎とジョンのイベントに急遽参加が決まって中止。
清志郎の復活や、CHABOのジョンや清志郎への思いを考えると、
8日のキャンセルは正しい選択だと思うんですよ。
ただ、地方でなかなかCHABOのライブが観れない身にとっては、
ちょっと複雑でね…なんで12月8日の前後が仙台なんだ…って、
残念な気持ちのぶつけどころがなかったり…

ライブに行く前は、そんな思いもちょっぴり抱えてたんですが、
MCでCHABOが前日のライブの報告をしてくれて…
ヨーコさんとハグしたってことはジョンと間接的にハグしたんだとか、
清志郎ががっかりするほど元気になったよ…って、
CHABOの口から聞けたのが、ものすごくうれしかったんだ…
この日の「GET BACK」は、12月8日の武道館の想いが詰まった
特別な「GET BACK」に聴こえました。思い出しただけで、鳥肌です。

俺にとってのハイライトはまだまだあるんですが、
「BLUE BLUE」で、客席に降りてきたCHABOが、
俺にマイクを差し出してくれて「オーイエー!」か何か、
オンマイクで叫んだってことかな…頭、真っ白でしたが…(笑)
そんなことも手伝って、特別な夜になりました。

やっぱり、勢いで書かないと、個々の曲のことって書ききれないな…
でも、来年になる前に、ココに刻み込めて、少しホッとしてます。
なんか宿題をギリギリで片付ける小学生みたい…(笑)
麗と蘭…欲を言えば、一度だけじゃなく、もっと観たかったな…
来年以降、いつ再会できるのを祈りつつ…

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2007年12月19日 (水)

麗と蘭 Acoustical tour 1+1 / 2007年12月9日(日) 仙台HEAVEN

P1100072CHABOさんっ!麗と蘭のツアーも終盤ですが、調子はどうですか?もう10日も経っちゃいましたが、12月9日の仙台HEAVENでの麗蘭ライブ…最っ高でしたっ!

昨年の暮れの麗蘭のライブを見逃したんで、俺にとっては2年ぶりの生の麗蘭でした。怒涛の盛り上がりだったって、さんざん友人達から聞いてたんで口惜しい思いもしましたけど、磔磔のライブ盤でガンガン聴きましたよ。

HEAVENは、確か2003年のCHABOさんのソロツアーで3Days演った場所ですよね。この年は盛岡のAyano's Barを含めて、全国各地くまなくまわったんですよね。仙台も行きたかったんですが、どうしてもはずせない予定があって行けなくて。DVDで「いいハコだなあ…」って、ずっと思ってた場所なんですよ。はじめて足を踏み入れたHEAVEN…決して広くはないんだけど、すご~く、いい感じのハコでしたねえ~。何でだろ…はじめて来た場所とは思えませんでしたね。

ライブは…思い出しただけで、想いが溢れ出そうで…うまく書けそうにありませんが…何から書こう…アンコールのラスト「夏の色調」…この曲のイントロが鳴った瞬間から、もうだめでしたね…なんでだろ…俺が麗蘭のライブをはじめて観たのって、かなり遅くてですね。確か2001年かな…それ以来、何度か観てるんですが、この曲、ライブではじめて聴いたかもしれません。

思い出したのは、2000年の夏…CHABOさんが50歳になった年の50本ライブ。あの夏、CHABOさんはソロライブで盛岡に来てくれました。俺は、職場の10歳上のTさんと一緒に観に行ったんです。「花園神社」や「ポスターカラー」を聴いて、ボロボロ泣いてたTさん…確かあのライブのアンコールが「特別な夏」だったと思います。

なんかねえ、あの夏の風景が「夏の色調」の調べと共に、フラッシュバックしてきちゃったんですよ。翌年の暮れ、ひとりで“HEAVEN”に旅立っちゃったTさん…なんか雲の上に「本日休業」の看板を出して、Tさんが仙台に降りてきたような…そんな感じがしましたよ。

なんかね…この日の麗蘭のライブ…俺にとっては、あまりに個人的で…あまりに特別な…そんなライブでした。麗蘭のライブなんだけど、CHABOさんと俺と、1対1で向き合ってるような…そう…2003年の'Fight'ing Guitar MAN TOURで感じた想い…それに似てるな…なんで、俺がCHABOさんを…CHABOさんのライブを…CHABOさんの音楽を好きなのか…それを思い出したような気がします。

本当はもっと一曲一曲書きたいんだけど…また、いつかの機会に…そう、12月9日…俺の誕生日でして。最っ高のバースデープレゼントをCHABOさんからもらいました。サンキューですっ!寒い季節です。風邪に気をつけて、蘭丸やスタッフと一緒に、いい旅を続けてくださいね。俺の友達も、横浜や磔磔で待ってるはずです。救いの神様を、みんなに届けてくださいね。いいクリスマスをっ!

P.S.仙台HEAVENから10日も経っちゃいました。しかも「CHABOさんへ」に投稿したままを掲載という…(苦笑)まだまだ書き足りない…っていうか、今日12月19日は文中に登場するTさんが“HEAVEN”に旅立った日だからかな…「夏の色調」だけで終っちゃいました。磔磔が終るまでには、続きを書きたいと思ってます。あてにしないで、お付き合いくださいませ。

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2007年11月25日 (日)

1+1 / 麗蘭

21kt3cssvlすっかり書くのが遅くなっちゃいましたが、麗と蘭の『1+1』について。発売日の数日後にゲットして何日か聴いて、その後はアナム&マキや伸ちゃんのアルバムのヘビロテに入ったんで、ちょっと間をあけて最近再び聴き出しました。ここ一週間は毎日聴いております。

俺、麗蘭のアルバムでいうと『麗蘭』と『SOSが鳴ってる』が双璧で…
って、オリジナルのフルアルバムとしてはこの2枚だけですけどね。
この2枚は全然違う“色調”なんですが、どちらも無人島持参級です。
『1+1』が出てから、久々にBOXの『WORKS』を聴いたんでけど、
いやあ~いいですねえ~っ!麗蘭の“色調”を再確認した感じです。

『1+1』は8曲入のミニアルバムですが、リプライズも1曲あるんで
実質7曲、さらっと聴けちゃうアルバムです。
そう…あまりにさらあ~っと聴けちゃうアルバムなんですよ。
ボリューム感のせいか、アコギ中心のアレンジのせいか、
よくわからないんですけどねえ~。

正直、『1+1』が“麗蘭”のアルバムだって実感がまだないんですよ。
“麗と蘭”のアルバムだっていう感じはするんだけどね。
鈴木さんがいた『麗蘭』と、北沢さんが入ってからの『SOS…』、
どちらも俺にとっては麗蘭なんですけどねえ~。
なんだろ…早川さんも含めたバンドとしてのグルーヴが、
俺にとっての麗蘭なのかな…そんなことを感じちゃいました。

『1+1』って、CHABOのミニアルバム『PRESENT』シリーズのような、
そんなニュアンスも感じるんですよねえ~。
このシリーズは俺も大好きなんですけど、そんな雰囲気がしました。
単に曲数が少ないからってだけじゃない気がするんですよね。
CHABOのソロのような…そんな“色調”を感じるんですよねえ~。

『SOS…』の頃からかな…詞だけ引っ張り出すと、
これって麗蘭っていうより、CHABOじゃんっ!って思ったりね。
アコースティックにしたからかな…余計、それを感じたんですよ。
麗蘭のアルバムだって思って聴くから、引っ掛かりあるのかな…
あんまり小難しく考えないで聴けばいいんだろうけどね…
普段は感じたままなのに、CHABOだとついついかまえちゃって…
CHABOファン独特の職業病みたいなもんでしょうか…(苦笑)

一曲一曲はすごく気に入った曲が多いですよ。
「Blue Blue」なんてライブ会場で絶叫してる俺が見えるし…(笑)
「Well Alright」の古いR&Bタッチはドツボですし、
「おいしい水」は、さらっと聴けちゃうけど、すごくいいですね。
軽いタッチで歌ってるんだけど、聴く度に感じ方が変わります。

「運」や「光るゼブラのブギー」も好きですねえ~。
今回の蘭丸の楽曲って、俺、かなり気に入っちゃいましたね。
インストですが「One Plus One」もいいですねえ~。
今回、CHABOってドブロ使ってますが、珍しいんじゃないですか?
これって今夏、吉祥寺での伸ちゃんとのライブの影響かな…
なんて勝手に感じてるんですが…すごくいいですわあ~っ!

なんだかんだ言ってヘビロテしちゃってるアルバムです。
最近はそうでもなかったけど、俺、CHABOのアルバムって、
最初に聴いた時はあまりピンとこなくて、ライブを観てから
アルバムを聴き返して、ようやくよさがわかる感じでしたからね。
ライブを聴いてからだと印象が大きく変わる予感を感じてます。

さあ、麗蘭のツアーはもう中盤あたりでしょうかっ!
自分でこの目で観るまでは、みなさんとこのレポも読まないように
スルーしておりました。『1+1』のレビューもね。
昨年の麗蘭ライブは観てないんで、俺にとっては2年ぶりの麗蘭。
初日の出に願掛けした年末の磔磔は叶いませんでしたが、
師走に麗蘭を聴けるっていうのが、楽しみで仕方ありませんっ!
なんか徐々にボルテージが上がってきた感じですっ!
待ってろお~っ!麗蘭っ!待ってろお~っ!仙台HEAVEN~っ!

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2007年6月14日 (木)

三宅伸治 EVERY WEDNESDAY Guest:仲井戸“CHABO”麗市 / 2007年6月13日(水) 吉祥寺MANDALA2

P6133591行って来ましたっ!中央線っ!吉祥寺っ!
観てきましたっ!CHABO×伸ちゃんっ!
今年のCHABOはフットワークが軽そうなんで、盛岡とは言わないけど
仙台までは来てくれそうな予感を感じているんですが、
この組み合わせは、かな~りレアですもんね。
これは行くしかないでしょーっ!ってわけで、チケットゲット。
強硬日程で真夏のような暑さと湿気の吉祥寺に上陸しましたっ!

吉祥寺は今までも何度か訪れてるんですが、ライブははじめて。
この日はソールドアウトだったんだけど、ギュウギュウでしたね。
まずは伸ちゃんが登場、一人で何曲か演奏したんだけど、
『BLUES'N ROLL』レコ発ツアーを見逃した俺にはうれしい選曲。
一人で最後に演った「君が僕を知ってる」…よかったなあ…
「わかっていてくれる」のコーラス、入れづらかったけど…(笑)

そして、お待ちかね。CHABOの登場っ!
俺は昨年の10月のAX以来なんで、8ヶ月ぶりのCHABOでした。
CHABOのライブを観る時って、なんでこっちが緊張するんだろ…
ってくらいにドキドキするんですが、昨日もそうでしたね。
でも、伸ちゃんとの演奏がはじまると、そんなのぶっ飛ぶねえ~。
いつもCHABOの肩に乗っかってる重たい荷物を降ろしたような…
そんな感じのCHABOでね…すご~くリラックスして観れましたね。

選曲も以外だったんだけど「いつか笑える日」がよかったな…
CHABOひとりの時と曲の色がこうも変わるのか…そんな感じでした。
「ティーンエイジャー」もすごくよかったですね。
伸ちゃんのペダル・スティールが絶妙でね。
元々、これがオリジナル・アレンジのような曲に仕上がってたね。

アンコールで演った「何にもなかった日」は出色でしたね。
この曲は、以前、下北で伸ちゃん×石やん×花田って組み合わせで
ボーカルをまわしながら歌うのを観たんですよ。
この日もCHABOとボーカルをまわすもんだと思ったんだけど、
ボーカルは伸ちゃんで、CHABOはギターに徹してました。
ボリューム奏法っていうんですか…たまらなかったですね…
この日の俺の中の“静”のハイライトですね。

もうひとつのハイライト…それは、やはりアンコールの初っ端…
「いい事ばかりはありゃしない」ですね。
清志郎の30周年の武道館でCHABOが演ったり、
清志郎入院直後に伸ちゃんが演ったりしてたんだけど、
俺、彼らが生で演るのを、ようやくはじめて観ることができました。
もうね…二人…いや“三人”の想いとかつながりを感じてね…

これだけでもかなりヤバかったんですが、R&Rメドレーをはさんで、
CHABOが「イエーって言え~っ!」って言って、かき鳴らす
黄金のイントロ…うおおおおおっ!あ…雨あがりだっ!
昨年末の麗蘭や、各地のフェスでCHABOが演ったのを見逃して、
それはそれは口惜しい思いをしてたんだけど…観れたっ!
しかも、CHABOと伸ちゃん…清志郎のONE AND ONLYの二人…
それはそれはスペシャルな雨あがりでしたっ!
とにかく興奮して俺もガンガン歌ったんだけどね…(笑)

久々にCHABOのギターを聴いたんだけど、よかったねえ~。
すごく安心してるっていうのかな…気持ちよさそうだったな…
伸ちゃんの笑顔もたまらなかったですねえ~。
本当にくしゃくしゃの笑顔で…伸ちゃんにとっても特別な日なんだ…
なんか、そんな日に立ち会うことができてすごくうれしかったです。

その後は、久々に再会したHAGAさん達とビールで打ち上げです。
一緒に飲むのって、えらく久しぶりでしたけど、うまかったあ~。
この日は、誰にも上京を連絡しませんで…
偶然に現地で誰かと会うのが魅力的な気がして…(笑)
再会できたみんな…元気そうでよかった…
今回、会えなかったみんなとは、また、いつかどこかで…(笑)

P.S.昨日の雨上がり…HAGAさん達と果たせなかった約束…
昨年の夏の忘れ物を取り返したような…そんな気がしたな…
昨日の「ガルシアの風」じゃないけど、俺達…
CHABOと伸ちゃんのおかげで…それを取り返せたような…
あの力強い雨あがりを思い出すと…そんな風に感じるよ…

【追記】
文中で「ボリューム奏法」って書いたんですけど、
「バイオリン奏法」だって教えてもらいましたあ~(笑)
バンドのオハコ「路上」って曲の時、相棒Tやんがよく
使ってたんですけどね…そんなのも思い出しましたあ~。

P6133590

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2007年6月12日 (火)

仲井戸“CHABO”麗市を語る

え~、先日、地元のタウン誌の取材を受けたんですよ。
CDの新譜情報のページに、40代以上のオヤジ達が
若い頃に衝撃が走ったLPレコードを語るってコーナーでして。
長いこと、そのタウン誌の編集長だったS女史からご指名を受けて、
俺もオヤジになったかと…苦笑しながら取材に応じました…(笑)

俺が今回衝撃を語ったアーティストは…仲井戸“CHABO”麗市。
ティーンエージャーの頃、最初に稲妻が走ったって意味じゃ、
浜省なんだけど、浜省を熱く語れそうな人はたくさんいそうだけど、
CHABOをこの街で語るんだったら俺しかないだろうっ!…(笑)
なあ~んて、想いがこみあげてきて、CHABOを語ったのであります。

このコーナー、取材を受けた本人が当時のLPレコード…
CDじゃないっていうのがミソ…LPを持って写真に写るんですが、
俺の場合、30ちょい過ぎの時、生家を火事で焼失してですね…
実家に置いてきたLPやCD、コンサートパンフ…全部、灰になって。
だから、CHABOのアルバムも買い直したCDしかないんですよ。
本人だけの写真でもいいって言われたんですが、こっぱずかしくて、
家中探したら、CHABOのインタビューの載った『BRIDGE』発見っ!
そのページを開いて写真に収まった次第であります。ほっ…(笑)

俺が話したのは、以前ここにも書いたこととダブるんですが、
俺より少し年上のS女史も、当然、RCとかくぐってきてるんで、
俺の話す事柄すべてに反応して下さってですね。
彼女は最近、中島美嘉のライブを取材がてら観に行ったら、
ギターで参加してた蘭丸を発見…釘付けだったって…(笑)
そんな話しで脱線しながらの、楽しい音楽談義となりました。

CHABOのアルバムのことを語りだしたら、S女史がHPからのコピーを
引っ張り出してきたんですが…そのデータがですねえ~、
なななななんとっ!盟友HAGAさんのCHABOのファンサイト
cafe HENDRIX のDISCレビューだったんですよっ!
「この人、知ってますよっ!俺の友達で…」って、
CHABOのこと以上に熱く語ってしまいましたあ~(笑)
ほぼ毎日、14インチ分程度のパソコンの画面で読んでる
HAGAさんの文章と、ふいに別のカタチで再会したタッチが、
なんだか妙にうれしかったですねえ~。

コーナーとすれば、そんなに大きくはないんで、
しゃべったことの百分の一ぐらいに圧縮されるはずですが…(笑)
このコラムを読んで、ロックはもう卒業した昔の悪ガキ達が、
「CHABO…今も演ってんだ…」って思ってCD屋に行ってくれたら、
うれしいな…そんな風に感じてます。
さて、盛岡も真夏のような暑さなんで『PRESENT#3』聴いてこっと。

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2007年4月 2日 (月)

俺の古井戸

早いもんだぜえ~♪気がつけば、もう4月~♪
すっかり書きそびれてましたが、先週、竹中直人のラジオに
CHABOがゲストに出てる回を聴きましたあ~。
CHABOも竹中もギター持参で、古井戸の曲を演ってました。
竹中は筋金入りの古井戸フリークですからね、
なんかCHABOファンの自分自身とだぶっちゃいましたよ…(笑)

俺、RCを聴き出したのは、80年代後半とかなり遅くてですね。
そもそもロックに目覚めたのも、82年の冬の浜省からだし。
だから、古井戸なんて当然、リアルタイムでは知らないんです。
俺って、古井戸を知ったのはいつ頃だったのかなあ~。
ラジオをそんなことを思ってたら…思い出したんですよっ!
俺と古井戸の出逢いっ!今日はそんな雑記です。

俺が社会人2年目、23の時だから、今からもう18年も前ですね…(笑)
職場の先輩の結婚式に呼ばれたんですよ。
盛岡からバスで1時間、温泉街のホテルでの結婚式でしたね。
バスはほとんどが職場の同僚だたと思います。
披露宴、二次会と盛り上り、帰りのバスに乗り込みました。

二次会でも散々歌ったんですが、バスでもカラオケ続いてですね。
途中からカラオケに入ってない曲も、生で歌ったりね。
そん時、10コ上の先輩が、ひときわドでかい声で、
「大学ノートの裏表紙に~♪」って歌い出したんですよ。
俺ははじめて聴く歌で、変な歌だなって思ってたんですが、
なんか2~3人かな…大合唱が始まったんですよ。
それが…生まれて始めて俺が聴いた古井戸だったんですよお~。

全然知らない歌だったんだけど、インパクトあってですね、
さなえちゃんのとこを、職場の同僚の名前に置き換えて、
盛岡に着くまで延々と何十回も歌っちゃいましたねえ~。
はじめて聴いた俺も、一緒になってシャウトしてましたよお~(笑)
RCのCHABOがいたなんて、これっぽっちも知らずにね…

何年も経って、それが古井戸で、CHABOがいたって知るんですよ。
CHABOのBOXのセルフライナーで、CHABOがこの曲に対して
複雑な思いを抱いてたって知って、こっちまで複雑になって…(笑)
だからかな、昨年のAXのアンコールで「さなえちゃん」を聴いて、
なんだか救われた気になったんですよねえ~。

俺に古井戸を教えてくれた先輩は5年前に“あっち”に行って、
10コ上だったはずなのに、今では5コ上になっちゃいました。
CHABOの30周年のソロライブを二人で観に行ったのが、
二人で聴いた最初で最後の生のCHABOになっちゃいました…
「ポスターカラー」とか聴くと、今でも先輩を思い出すんですが、
この前の竹中との「さなえちゃん」で、思い出しちゃいましたね…

それが、俺の極私的な…俺の古井戸です。
BOXの古井戸を聴いて、今夜は休もうかなあ…

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2007年3月 8日 (木)

磔磔2006盤「明日の為に、今日もある。」/ 麗蘭

Photo_10ここ数ヶ月で、俺の悔しかったこと、しくじっことと言ったら、陽水民生の仙台でアンコールの「夢の中へ」を観逃したことと、昨年末の麗のライブを観そびれたことですねえ~。特にも、麗蘭のライブは、みんなのブログを読む度に、「あ~~~行きたかったあ~」って思いが募ってきてですねえ~…なるべくブログを読まないようにしてたんですよねえ~(苦笑)

そんな麗蘭の『磔磔2006盤』が届いて、ず~っと聴いてます。
書き出したら止まらなくなりそうで、書きそびれたんですが、
ここ数日の盛岡は、記録的な暖冬がうそのような雪の日々で、
師走に戻ったようで…これは磔磔のことを書けということかな…
というわけで、ちょっとだけ…『磔磔2006盤』のことを…

俺、基本的にライブアルバムって好きなんですけど、
いやあ~このアルバムは…何て言うかな…“魔法”ですよね。
俺が未だに足を踏み入れたことのない磔磔にいるような…
ライブ会場に俺はいないんだけど、そこにステージがあるような…
俺が客席でみんなと一緒に汗をかいてるような…
そんな“魔法”にかけられてるような…そんな気がします。

序盤のアンプラグドも、ここ二年のツアータイトルソングも、
久々に聴く麗蘭アレンジの「アメリカン・フットボール」も、
ボーナス・トラックも…お気に入りなんですが、
17分にも及ぶ「今夜R&Bを…」は…もう、たまらないですね…
「ジェ~イムス・ブラウ~ンっ!」ってシャウトも…
「た~くたく~っ!」ってシャウトも…そして…
「WELCOME BACKっ!清志郎っ!」ってシャウト…圧巻でしたっ!

このアルバムは誰彼にオススメできません。
スタジオ盤なら、チャボを知らない人にもすすめてましたが、
この『磔磔2006盤』は、チャボや、清志郎や、ロックを愛してる人、
そして、俺を信じてくれる人にだけ、オススメしますっ!
万人には口惜しくて教えられません…(苦笑)

レコード屋さんでは売っておりません。ほしい方はこちらから↓
http://www.up-down.com/040reiran/043goods/0431goodsindex.html

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