昨日まで、浜省ライブモードで一気に7話連続…
自分でも、この想いに驚くやら…あきれるやら…(苦笑)
今日からレギュラー・プログラムで行こうかなと思ってて、
昨日のサンソンの「珍盤奇盤特集」を書くつもりだったんですよ。
でもね、HAGAさんの「誇り高く生きよう」を読んで方向転換…
今の勢いじゃなきゃ、書けそうもないんでね…(笑)
HAGAさんの想い…父としての想い…読んでてね、この前の浜省のライブのあるシーンが鮮明に蘇るんですよ。それは「MY FIRST LOVE」に収められてる「I am a father」。
シングルカットされた曲で、プロモには時任三郎が出てたやつです。アッパーでストレートなR&Rナンバーです。
俺…この「MY FIRST LOVE」って最新アルバムは、
浜省の最高傑作だって思うくらいの名盤だと思ってます。
リリースされて1年くらい経つけど、全然色褪せないんですよ。
このアルバムのことは近いうちにここでも書きますね。
でもね…この「I am a father」は、どうもしっくりこなかったんですよ。
浜省って、すごくリスナーのことを知ってるんですよね。
自分のリスナー達の年代や、抱えている問題や…
そんなリサーチ力って…ほんと…凄いと思うんですよ。
それを感じたのは、94年にリリースされた「星の指輪」。
小さな子どもを抱えて、二人でデートしたりライブに行ったり
しなくなった夫婦のことを描いたラブソングです。
最初は単純にこの曲が気に入ったんですよね。
でもね…何がきっかけなのかな…
この曲って、浜省がリスナーに媚びてつくった歌に聴こえたのね。
浜省自身がこんな感情を抱くわけないよな…って。
浜省が職業作家なら、そんな曲をつくってもいいと思ったの。
でもね…少なからず自分自身を切り刻んで歌を紡ぐ彼が
つくる歌じゃないんじゃないかって…
「I am a father」も、「星の指輪」と同じ印象を持ったんですよ。
浜省自身も、子どもがいないし、父親じゃないしね。
浜省のファン層の大多数を占める30~40代って、
実際、圧倒的に父親だったり母親だったりすると思うのね。
そんな父親世代に媚びた曲をつくってるのか…そう思ってました。
でもね…この前のライブでこの曲を聴いて思ったんだ。
この曲のイントロにあわせて、浜省が、
会場の…おそらく父親達に向って指を指してる姿を見て…
それに歓喜する…このライブで最高の歓声を聴いて…
この曲って客に媚びてるんじゃない…本物だ…ってね。
そう言えば昨年、渋谷陽一もこんなこと言ってたっけ…
今年リリースされた浜省のベストアルバムって、
彼の代名詞のように言われるプロテストソングって入ってないのね。
「マイホームタウン」とか「愛の世代の前に」とかね。
でもね、この「I am a father」って曲が、
今の時代の浜省なりのプロテストソングなのかな…そう思うね。
TVニュース観るたびに 子供達が巻き込まれた事件
ドアの外 すぐそこまで近づいてること感じて眠れない
嘆いてる暇なんか無い 命がけで守る
子供が幼く尋ねる「何故人は殺し合うの?」
抱き寄せ 命の儚さに熱くなる胸の奥…
迷ってる暇なんか無い 選んだ道進む
明日は今日よりも良い日になことを信じてる
かつて夢見る少年だったこのオレも今ではFather.
子ども達…だけじゃないけど、俺達を巻き込む事件ってさ、
戦争だったり、テロだったり、原発だったり…それだけじゃないよね…
何かに切れて人を殺めたり…性のはけ口の延長で傷つけたり…
あるいは…周囲の言葉の暴力で自らの命を絶ったり…
そんなことへの浜省なりのプロテストソングじゃないかって…
俺も浜省と同じで、子どもがいないけど…
HAGAさんの書き込みを読んだり、
ライブ会場での俺と同世代の父親達の想いを感じながら、
ふさぎこんだり、落ち込んだりしてる場合じゃない…
日常の中で戦ってる同志の熱い想いを感じたんだよね…
HAGAさんが以前書いてた、シオンの「通報されるくらいに」
枕元を 警笛を鳴らして 急行電車が走り抜ける
向かいのビルは 今日も工事中 悪くない朝だ
足元では 5つになる猫が すっとんきょうな顔して寝ている
もうしばらく こうしていたいけど やることがあるんだ
ほら 通報されるくらいに ぶっとばすぜ
時間はまだあるからって そうゆっくりしてられないんだ
時間はまだあるからって そうゆっくりしてられないんだ
この曲にも同じような熱さを感じるんだよね。
俺は今年の2月のティアラ・ロックフェスではじめて聴いたんだけど、
いやしとか…脱力とか…そんなのに流されがちの自分に…
おい待てよ…休んでる場合かよ…そう語りかける曲なんだよね。
浜省の「I am a father」も、シオンの「通報されるくらいに」も…
まあ、そうは言っても、張ってばかりも生きられない俺には、
CHABOの「男もつらいよ」が心地よかったりするんだけど…(笑)
なんかね…清志郎の「誇り高く生きよう」もそうだけど、
俺達…“誇り”って、どっかに置いてきてたのかな…
そんな風に感じたんだよねえ~。
でも“誇り”って、そんなに堅苦しいもんじゃないんだよね…
“口ぐせのような ありふれたラブ・ソング”だったり、
“風に消されそうな ちっぽけなラブ・ソング”だったり、
“額が床に付くくらい頭を下げて毎日働いてる”日々の中に
きっとあるんだよね…俺達の“誇り”って…
Yeah 誇り高く生きよう 君のために
Yeah 誇り高く生きよう 君のために
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