2006年9月 6日 (水)

R&R放談 その3 「今日は今日だけなんだ!」Rくん、清志郎復活ライブでチャボに諌められるの巻

Rくん いやあ~さっきの夢はすごかったあ~…

Rちゃん ちょっと…何時だと思ってるの~?まだ、5時じゃない~?

Rくん だって目が覚めたんだもん。

Rちゃん 目が覚めても、そのまま寝てたらいいじゃない。あなたの知り合いさあ~…不思議がってると思うよ~。朝の5時代の書き込みが多くて。この人は、宵っ張りなのか、早起きなのかって。

Rくん 早起きです。キッパリっ!

Rちゃん ほんと…おじいちゃん体質なんだから…

Rくん 早起きなんだけど、低血圧だという…。この前、血圧が低すぎて、献血断られたよ。とほほ。

Rちゃん おじいちゃんの健康相談コーナーじゃないのよ、ここはっ!そんなことより、夢を見たんでしょ?

Rくん そうそう。また、横道にそれるとこだった…

Rちゃん 横道にそれてからじゃないと、進めないもんねえ~Rくんは。

Rくん 何か言った?

Rちゃん いえ、別に…さあ、本題へ。

Rくん いやあ~さっきの夢はすごかったあ~…俺、なぜか都内にいるんだよ。首都高みたいなとこをね、自転車こいでんの。

Rちゃん 首都高は車しか通れないでしょ。

Rくん それくらい、盛岡にいても知ってるよ。だから、夢だって。自転車をこいで、ライブに向ってんの。こっちのライブ仲間と一緒なんだけどね。どうやら、野音に向ってるらしいんだ…俺達。

Rちゃん 「どうやら」って?

Rくん うん。俺が「これから野音でライブだ!」って、そのライブ仲間に興奮して話してんの。ほどなくライブ会場なんだけどね、いわゆる日比谷の野音じゃないんだよ。なんか、ビルの屋上っぽいんだけど、なんか公園になってて。そんなに広くないんだよね。でね、着いたら演奏が始まってたのね。

Rちゃん で、誰のライブ?

Rくん それがねえ…清志郎の復活ライブなのよっ!全員は映像として登場しなかったけど、あの音は…あの音圧は、ナイスミドルとニューブルーデイホーンズだったよ。それにねえ…チャボもいるんだよ。客は10人前後で、なんか身内のホームパーティーっていうか、シークレットライブって感じだったんだ…

Rちゃん 夢とはいえ、すごいじゃない~?何の曲、演ってたの?

Rくん それが覚えてないんだ…でも、「トランジスタラジオ」のような…とにかくねえ~梅津さんや片山さんが楽しそうに、目の前を動きながら演奏してるのさ。演奏が終ると、ビールとか飲みながら、その場でパーティーみたいになってね。俺、キンチョーしながら、チャボの向かいの席にいって、チャボに何か話しかけたんだよ。そしたら…

Rちゃん うん。

Rくん チャボ…厳しい顔で「今日は今日だけなんだ。明日来い」って…

Rちゃん チャボに嫌われたの?Rくん、自分の立場わきまえないからじゃないの?

Rくん すごくショックだったんだけどね。でもね、チャボ…言葉には出さなかったけど「今日は清志郎との大切な日だ…今日という日は、俺と清志郎の二人だけの時間なんだ…誰も間には介在しない…特別な…特別な日なんだ…」なんか…そんな風に言ってる気がしてね…なんか、清志郎とチャボの絆を感じたよ…

Rちゃん あの二人の絆は…きっと、あたし達の想像をはるかに越えてるよね。そこで目が覚めたの?

Rくん いや。さすがにチャボに面と向っていわれて、しゅんとなってテーブルのハジに言ったのね。そこで、片山さんになぐさめられて…(苦笑)ニューブルーデイズが、即興で演奏してくれて…そこで目が覚めた。いい人だ…片山さん。

Rちゃん 夢にもオチがつくのが、Rくんらしいわね。

Rくん うん。でも、いまだに強烈な夢だったなあ…あの音圧といい…チャボの言葉といい…野音で復活ライブ…早く来ないかなあ…

Rちゃん そうだよねえ~。Rくんも、もういい年なんだから、真夏の野音めざして体力づくりしないとバテるわよ。HAGAさん見習って、ジム通いでもしたら。

Rくん 飽きやすい体質…知ってるくせに…(苦笑)

Img6t_1 Glad All Over 忌野清志郎 / 仲井戸麗市
94年8月、日比谷野外音楽堂での、多くのファンが待ち望んだ仲井戸麗一との一夜限りの共演を完全収録した3枚組。

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2006年9月 5日 (火)

R&R放談 その2 「家路」らしい「家路」

Rくん でさあ、今回の「家路」のアレンジってね、なんか妙に落ち着き過ぎた気がしてねえ~、なじまなかったんだよねえ~。

Rちゃん ………

Rくん レイドバックした感じっていうのかなあ…って、ねえ…聞いてる?俺の話し?

Rちゃん あのさあ~。いきなり「今回の『家路』のアレンジ」って言ってもさあ、何のことかわかんないんじゃない?

Rくん え?何で?

Rちゃん 何でじゃないでしょっ!いつの続きの話し、してるのよ!

Rくん え?いつのって…この前の…

Rちゃん この前じゃないでしょ!「また明日」って言っといて、何日経ったと思ってるのよ!

Rくん だって↓つい二つ前の記事じゃ~ん。

Rちゃん あのね…日数のこと、言ってんの!前回から、もう10日も経ってんのよ。

Rくん 月間誌の連載だと思えば、早いほうじゃん。

Rちゃん あのねえ~…ここはブログなの。そんな月イチペースで読む人なんかいないわよ。

Rくん 俺はアナログ人間だ!それにここの読者も、そうに違いない。

Rちゃん あのねえ~…わかった!もう…あたし、降りるっ!R&R放談じゃなくてさあ「Rクンの思い出し放談」とかさあ、一人でおやんなさい。

Rくん …しゅん。

Rちゃん あのねえ~…反省すればいいってもんじゃないのっ!もう…

Rくん …(グス)

Rちゃん ねえ、なに涙目になってんのよお~。もう~いい年して泣かないの。ハイハイ。わかったから、付き合ってあげるから…もう~。で、「家路」がどうしたの?

Rくん もう怒ってない~?

Rちゃん 怒ってないから…って、いつまでもグズグズしてると、本当に怒るわよ。怒られたくなかったら、早く話し続けなさい。

Rくん はい…え~どこまで話したっけ…あ~「家路」が落ち着いたって話し。Rちゃんは、そう思わない~?

Rちゃん ようやく、本題に戻ったわあ~。あたしはね、今回のアレンジでいいと思ったわ。「Feel Like Going Home」なのよ。

Rくん 「Feel Like Going Home」かあ…確かに「Home Bound」…家に帰ってくる…そんなアレンジかもねえ~。でもさあ、オリジナルの「家路」ってさあ、ロック色が強いよね。同じ歌詞なのに、「家に帰る」っていうより「終りなき旅に出て行く」…そんな意味合いが強く感じるよね。

Rちゃん アルバム「Home Bound」が、それまでのフォークだったり、シティ・ポップだったり、ニュー・ミュージックだったり…省吾本人が混沌とした状態から「R&R」に戻ってきたって感じだもんね。

Rくん うん。あれから四半世紀。「家路」の歌詞が、20年以上経って、本来の歌詞に成長したのかもしれないね。家に帰るっていう…タイトル通りのね。最初、今回のアレンジを聴いて、すごい違和感があったんだけど、最近、ようやくなじんできたのね。それは、単に慣れたんじゃなくて、成長した歌詞に、ちょうど合うアレンジだったんじゃないかな…そう思うなあ~。

Rちゃん そうだね。今回のベストには入らなかったけど「Midnight Blue Train」の新録も、「家路」のような感じだよね。

Rくん そういう意味じゃ、ほんと…「これからのベストだ。」って、いいコピーだよ。

Rちゃん ようやく、連載2回目の後半にして、対談らしくなったわね。

Rくん ははは。俺が本気を出せば、こんなもんじゃっ!

Rちゃん いい気にならないの!ほんと…調子いいんだからあ~。

Rくん では、読者のみなさん、また明…

Rちゃん また明日とか調子いいこといっちゃダメよお~っ!

A06_1 Home Bound / 浜田省吾
浜田省吾の6thアルバム。それまでのポップな作風とは打って変わり、ロックンロール・サウンドを追求した記念碑的な作品。LAのレコーディングには浜田省吾と町支寛二の他に、スティーヴ・ルカサー(TOTO)、ニッキー・ホプキンス、ジェフ・バクスター等が参加。

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2006年8月26日 (土)

【新連載】 R&R放談 その1 「家路」ってどうよ?

Rちゃん しかし、すごい曲順だよね…「家路」が1曲目なんだぁ~。

Rくん そうだよねえ~。「HOME BOUND」じゃ、オーラスだし、最近のライブでも、終盤だしねえ~。

Rちゃん うん。

Rくん っつーか「Vol.2」から聴いてんの?

Rちゃん うん。なんで?

Rくん 普通さあ「Vol.1」から聴かない?

Rちゃん あたし、普通じゃないのかしら…(笑) Rくんは?

Rくん え?

Rちゃん ちゃんと「Vol.1」から順番に聴いたの?

Rくん ………

Rちゃん 「Vol.2」から聴いたんでしょ。

Rくん ………はい…

Rちゃん やっぱり(笑)

Rくん っつーか、古い浜省ファンなら95%が「Vol.2」から聴くよ。っつーか「Vol.2」しか買ってない人も多いと思うよ、きっと…で、何の話し、してたんだっけ?

Rちゃん …だから…「家路」が…

Rくん そうそうっ!「家路」が1曲目なのが意外だってことだっ!

Rちゃん そう。

Rくん まあ「Vol.1」も「君と歩いた道」からだしねえ~。しかし…あのアレンジ…

Rちゃん 評判いいみたいよ。

Rくん う~む…

Rちゃん 不満?

Rくん う~ん…悪くはないけど…

Rちゃん 好きじゃないんだ?

Rくん いやあ~…嫌いってわけでも…

Rちゃん あのさあ~…はっきり言ったらあ~?自分のブログでしょ?

Rくん それもそっかあ~。

Rちゃん うん。

Rくん いや~「家路」ってさあ、めちゃめちゃ思いいれのある曲なのね。いつかここにも書くけどさ。「HOME BOUND」の…オリジナルの「家路」…あれで十分なくらい、めちゃめちゃ好きなのね。この曲って、壮大なロッカバラードみたいじゃない?水谷さんのアレンジといい、スティーブ・ルカサーをはじめたとした、当時(80年)としては身の丈知らずのようなミュージシャンの演奏といい、すっげえハイテンションなレコードだと思うわけ。今から26年も前の楽曲だし、演奏なんだけど、全然古さを感じないんだよね。ライブでもなかなか演奏してなかったからね。ずーっと20年近く、このアレンジでなじんでたんだよ…ねえ?聞いててる?

Rちゃん …?…聞いてますよお~。じゃあ、オリジナルがいいんだ?

Rくん 話しは最後まで聞きなさい。

Rちゃん …

Rくん 昭和記念で演った「ON THE ROAD 2001」のライブバージョンがあるでしょ?あれを聴いた時にねえ~、めちゃめちゃ鳥肌がたったのよ。これも「HOME BOUND」のアレンジがベースだけど、古村のサックスがいい具合にフューチャーされてるし、ストリングスもいいし、コジやんのピアノがねえ~めちゃめちゃいいんだよね。それに、大久保くんのドラムがねえ…めっちゃめちゃいいんだよね。後半の「青く沈んだ夕闇に浮かぶ街を見下ろし…」の後…ピアノが消えた後の…「ドゥッドゥックドゥッ♪ドゥッドゥックドゥッ♪ダァーン♪ダダダダダダ♪」って、あのオカズがねえ…もう、たまらないんだよねえ~

Rちゃん …

Rくん それに比べてねえ…今回の「家路」はねえ…

Rちゃん ふあぁ~。あたし、眠くなってきちゃった。続きは明日にしない?

Rくん 明日?ここで終るのお~?ここで終ったら、浜省ファンから「Rくんってベストにケチつけてる」って悪い評判がたっちゃうよ~。

Rちゃん 大丈夫よ。実際、ケチつけてんだから。

Rくん …

Rちゃん それにねえ~、心配するほど、省吾のファンはこのブログ知りませんから。

Rくん そんな…身もふたもない…

Rちゃん そんな心配するより、これ、連載らしいけど、飽きやすいんだから、明日以降も続くか、そっちを心配なさい!

Rくん …

つづく(…か?)

え~4日続けて、浜省の連載(←結果的に)を載せたんですが、
久々に浜省を語ったせいか…どうも、上っ面でしか語れてなくて。
対談形式にすれば、少しラクになるかなあ…
なんて気持ちで、やってみました。
想像以上に話が前に進みませんが……つづくのかなあ~…(苦笑)

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