【新連載】RE2Oの10枚 「VARIETY / 竹内まりや」
このアルバムをはじめて聴いたのは大学時代でした。
聖子ちゃんって、同級生なんだけど、ひとつ年上の、お洒落で、ウィットにとんでて、楽しくて、恋愛の対象というよりも、楽しい、ユニセックスな友達…彼女がよく聴いてたのがきっかけだったと思います。
確か…ね。
浜省にハマった高校後半を経て、
“ここ”にも来るヒーカズくんやj1くんから
R&R Musicをたくさん吸収した大学時代…
俺にポップ・ミュージックを教えてくれたのは、
他でもない…聖子ちゃんだったと思います。
このアルバムは、まりやが相方である山下達郎と
はじめてがっぷり四つに組んだアルバムでもあります。
それ以前は、俺も「ピーチパイ」ぐらいしか知らないし、
そんなに聴いてたわけじゃないんでよね。
でも、このレコードに針を落とした瞬間…
「もう一度」のイントロを聴いた瞬間の鳥肌は、
20年経った今でもまったく色褪せないですね。
「もう一度」は、俺が魂を奪われた数多くの曲の中でも、
間違いなく特別な一曲ですね。
歌詞がどう、メロディーがどう、アレンジがどう、
コーラスがどう…語ればきりがないんですが、
そんなのを超越して、魂が喜ぶ曲なんですよね。
俺にとって“Ever Green”な曲って、
間違いなく「もう一度」のような気がしますね。
最近、久々にこのアルバムを聴いたんですが、
「One Night Stand」に心を奪われました。
浜省のRemadeされた「家路」を聴いたからなのか、
CHABOの「Feel Like Goin' Home」を感じるからなのか、
俺がそういう立ち位置なのか…理由はわかりませんが…
このアルバムに収められた11曲は、
本当に“Ever Green”ですね。
色褪せるどころか、ますます色鮮やかになってます。
間違いなく、棺桶入りのアルバムですね。
このアルバムを教えてくれた聖子ちゃも、
きっと今でも色褪せずに、ぶっ飛んでるんだろうなあ~(笑)
というわけで、懲りずに不定期連載をはじめちゃいました。
渋谷陽一をまねて10枚選ぼうと始めましたが、
10枚に収まるわけないなあ~(苦笑)
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